建物の解体工事をするとき「不用品やゴミはどうしたらいいのでしょうか?」ということが心配になると思います。プロの目線でアドバイスできることをまとめました。
解体業者に解体工事とコミコミで処分してもらう
一番簡単なのは一般廃棄物収集運搬許可の取得をしている解体業者に解体工事とコミコミで処分してもらうことです。
建物にあるもの一切合切すべて処分する場合にはその方法でもいいと思われます。
しかし、その場合は事前に処分費がどのくらいになるか確認する必要があります。
1立米当たりの金額か、あるいは4tトラック1杯分でいくらになるなど取り決めをしておかないと、とんでもない金額を追加請求されかねないので注意が必要です。
自分で処分できれば節約できる
ご自身で処分できるものはご自身で処分すると節約になります。 もし、思い入れのあるものがたくさんあるならご自身で処分することをおススメします。 一般ごみとして処分できるものは当該自治体の指定する方法で捨てると安価で処分できます。 ご自身で一般ごみとして処分すれば一般廃棄物として扱われますが、処理業者が処分した場合は産業廃棄物としてあつかわれますので処分費用が高くなります。
リサイクル業者へ依頼
リサイクルショップで買い取りしてもらえそうなものは現金化できるのでそのほうがいいでしょう。
タンスなど木製の家具は建物と同様に処分できるので、解体時に廃棄物として処分してもらうのがいいでしょう。
その場合も事前に打ち合わせて何がどのくらいあるかをはっきりさせたうえで依頼したほうが、のちにトラブルを起こさないためには必要です。
解体の日までに処分できるものはなるべくご自身で処分されるほうが解体費用を節約できます。 業者に処分を依頼するときは、ご自身で処分した場合と比べてどちらがいいかを判断することが重要です。